2026年7月30日木曜日

デイリーほっと通信

「聴く」ということ


「人の話を聴くというのは、簡単なことではない」

私の師匠である宗像恒次先生が、そう話しておられました。


「どんなにプロフェッショナルな人でも、聴けていない時があるよ」と言われ、

本当にそうだなと思ったことを覚えています。


私自身、「聴く」ということを長く学び、訓練してきました。

 それでも、いまだに聴けていないことがたくさんあります。


ドラッカーは、聴くことは、覚悟だと言っています。

時間に追われていると、自分の都合で話を進めてしまったり、

相手の話を聴くよりも、自分ばかりが話してしまったりします。

つい我が出てしまう。

 ここに自分の心の課題が出る。


一方で、「今日は聴く」と決め、十分な時間があれば、聴くことに専念できます。


けれども、ただ黙って話を聞けばよいわけではありません。

 「聴く」ことにも、方法や技術があります。


聴く力を身につけた人が聴く場合と、そうでない場合とでは、話し終えた時に生まれる気づきや、心の整理のされ方が違います。

人に話を聴いてもらうことで、自分でも気づかなかった思いや、本当はどうしたかったのかが見えてくることがあります。


「聴く」とは、答えを教えることではなく、アドバイスすることではなく。

 その人が自分自身の答えに出会うためのお手伝いです。


そんな「聴くこと」を実際に体験する、

小さな体験会を開いてもよいのかなと思ったり・・。


興味のある方はおられるだろうか。

デイリーほっと通信

7月29日(水)


元気な時こそ、心を見つめる


「心のケアは、元気がない人に必要なもの」

そう思っている人は、案外多いのかもしれません。


そして、元気に見える時にも、

 焦りや不安、心配、苛立ちは起こります。


「ここは変えたいな」と反省することもあれば、

 頭が痛い、けがをした、忘れ物をした――

 そんな小さな出来事に心が揺れることもあります。


心の仕組みを知り、自分を見つめていくと、

ちょっと面白い。


 少しずつ本来の自分が見えてきます。

そして、誰かの期待に合わせるのではなく、

 「自分を生きる」ことにつながっていきます。


心を見つめることに、終わりはありません。

 やっても、やっても、また揺れる。

 右往左往することもあります。


けれど、同じところで何度も迷い続けることは、少しずつ減っていきます。

 揺れながらも、自分で戻れるようになる。


 私は、それが「楽になる」「本来の自分になる」ということなのだ感じています。

忙しい毎日の中で、私たちは自分の心を知ることに、どれほど時間を使っているでしょうか。


元気な時にこそ、自分の心を見つめる。


 自分を知り、もっと自分を活かすために。


そんな時間を、少し持ってみませんか。

2026年7月28日火曜日

デイリーほっと通信

7月27日(月)


「マネジメントしていますか?」

「言っても、しょうがない」


 そんな言葉が時々聞こえてきます。


伝えても変わらないと感じると、言うことを諦めたくなることもあります。

口角泡を飛ばす

 本音で打つかれ

 というフィロソフィーがあります。


信頼は自分から


グループコーチングで

 そんなことを伝えたら

こんな問いを頂きました。


「マネージャーは、マネジメントしていますか?」


管理者やリーダーは、チームの未来と成果に責任を持つ人です。

 売上や利益だけでなく、人の問題やチームの関係性にも向き合います。

言っても変わらないと諦めるのではなく、必要なことを伝える。

 一緒に考える。


 そして、次の行動につなげていく。

それがマネジメントです。


伝えることには勇気が必要です。

その一歩が、何かを動かし始めます。


リーダーでなくても

自分自身をマネジメントしていくことが必要です。


「私たちは今、マネジメントしているでしょうか?」

2026年7月23日木曜日

デイリーほっと通信

7月23日(木)


一人ひとりが、その人の「場」であること


一人ひとりが自分の場であることで、チームの場がつくられていく


私は、”みんなが心からの笑顔でいる場”です。


そして、真剣に責任を持って取り組もうとするほど、

私は本当に心からの笑顔をつくり出せているだろうか、

それは可能なのか。

 と思ったりしながら、瞬間瞬間を、自分自身に修正ばかりです。


今、私がいる現場には、

 ”優しい場”の人、

 ”明るい場”の人、

 ”話しかけやすい場”の人、

 ”和やかな場”の人がいます。

それぞれが、それぞれの場であることで、チームの中に一人ひとりの花が咲いているように感じます。


ひまわりは、ひまわりのまま。

 ゆりは、ゆりのまま。

 野の草は、野の草のまま。

誰かと同じになるのではなく、

 その人がその人の場であることで、

 チームは、本来の一人ひとりが創り出す

 あるがままの場になっていく。


フィロソフィーには、「反省する毎日を送る」とあります。


 私にとって座禅は、自分自身を静かに振り返る大切な時間になっています。

私は4人のチームで、もう何年も座禅を続けています。仲間がいるから続けられ、仲間から刺激をいただいています。


興味のある方は、座禅を一緒にやってみませんか。個人でも、チームでも始めることができます。


あなたは、どんな場ですか?

 「私は、〇〇〇〇〇〇の場です。」

デイリーほっと通信

7月22日(水)


相談しやすい薬局とは?


今日は朝から、少しタイトな一日でした。

今、薬局ではお客様にアンケートを書いていただいています。

 その中をちらりと拝見すると、


「相談しやすいですか」

という問いに対して、「不満足」にチェックがついていました。

少し、胸に引っかかりました。


では、何があれば「相談しやすい」と思っていただけるのだろう。

今は、一人薬剤師の時間も多く、目の前の業務を行いながら、ゆっくりと話を伺うことが難しい。

先日、気になる症状を話してくださった方がいました。


 そのことについて一緒に考えていくうちに、

「それなら、あまり心配しなくても大丈夫そうですね」

と、お互いに少し安心することができました。

何かを治すことだけではなく、

 一緒に考え、一緒に安心することも、薬局の大切な役割なのだと思います。


本当は、聞きたいことや相談したいことを、皆さんそれぞれに持っておられるのかもしれません。

薬剤師が三人くらいいれば、もっとゆっくり話を聞ける薬局になれるのかもしれない。

けれども、相談しやすさは、薬剤師の人数だけで決まるものでもないように思います。

薬剤師でなくても、話しかけやすい人がいる。


 安心して座れる場所がある。

 それぞれの得意分野や専門性を持つ人がいて、必要な時につないでもらえる。

そんな空間があれば、もっと相談しやすい薬局になれるのではないでしょうか。

薬をお渡しするだけではなく、


 困った時に、ふと思い出してもらえる場所。

話した後に、少し心が軽くなる場所。

そんな薬局を、皆でつくっていきたい。


皆さんにとって、「相談しやすい場所」とは、どんな場所ですか?

2026年7月21日火曜日

デイリーほっと通信

7月21日(火曜)


フィロソフィーは、いつ発動するのか


フィロソフィーは、いつ発動するのでしょうか。

それは、何も問題がない時ではなく、


 困難な時、迷った時、苦しい時

 その時にフィロソフィーを判断基準として使えるように、私たちは日々、繰り返し学び、語っています。


困難な時に、未来は必ず明るいと信じること。

 明るく前向きに、夢と希望を持ち続けること。


 そして、つらい時こそ感謝の心を忘れず、素直な心でいること。

耳の痛いことを言われた時にも、素直に受け止める真の勇気を持つ。

 言いにくいことも、自分を大切にし、相手を大切にしながら、丁寧に伝える。

コミュニケーションは、伝えたかどうかではなく、相手にどのように伝わったかが大切です。


 相手を理解しようと努力し、自分自身がよりよい「場」であり続けることも、私たちのフィロソフィーです。

私自身、本当に実践できているだろうか。


 困難な時こそ、フィロソフィーに沿った判断ができているだろうか。


人は弱いものです。

 つい「まあ、いいか」と流されてしまうこともあります。

それが大きな問題を作っていく種になってしまいます。

そのために”パーフェクト主義を貫く”と言うものがあります。


だからこそ、自分自身を振り返り、反省し、少しずつ修正していく。


自分で自分を修正していける力こそが、真の勇気であり、

本当の成長につながり、チームへの貢献につながっていきます


一人ひとりが、自らを振り返り、成長していける。

 そんな組織を、皆さんと一緒につくっていきたいと心から願っています。


困難な時、迷った時、

 あなたはどのフィロソフィーを思い出し、自分を修正していきますか。

デイリーほっと通信

7月20日(月)

緑の日。

本日は、休日診療の当番薬局でした。

一緒に当番をやってくれたメンバーが、あちこちと動いてくださり、

そしてネットワークの協力も頂き、なんとか安心・安全なサービスを提供できました。

ありがとうございました。


フィロソフィーを、自分に返す。


私たちは、フィロソフィーを学んでいます。

「今さら、そんな当たり前のことを学んで、何になるのか」

そんなふうな声も聞こえてきます。


これは、学ぶというより、

すでに知っている大切なことを、

もう一度思い出す時間だと思っています。


正直であること。

嘘をつかないこと。

人に迷惑をかけないこと。


「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に伝えること。


どれも、私たちは知っています。

けれども、

知っていることと、

日々の中でできていることは、

違います。


何かを言われた時、

思わず嫌な顔をしてしまうこともあります。


そんな時も、気づいたなら、

「さっきはごめんなさい」

と伝えることができます。


人は、誰でも間違います。

大切なのは、

間違えないことではなく、

気づいた後に、どうするか。


正直に向き合えているか。

自分から修正できているか。

素直に謝ることができているか。


必要なことを、

きちんと正直に伝えられているだろうか。


情報を共有できているだろうか。

相手が言いにくいと感じるような雰囲気を、

自分がつくってはいないだろうか。


自分が何を言ったかだけではなく、

相手がどう受け取ったかまで、

思いを向けられているだろうか。


フィロソフィーは、

人を評価するためのものではなく、

自分自身を振り返るためのものです。


今日の私は、

素直に「ありがとう」を伝えられただろうか。

素直に「ごめんなさい」を言えただろうか。

そして、

相手が安心して話せる自分であっただろうか。

時々、立ち止まって、

そんなふうに自分に返してみる。


そのために、

フィロソフィーを学ぶ時間があるのかもしれません。

いつもありがとうございます。

デイリーほっと通信

「聴く」ということ 「人の話を聴くというのは、簡単なことではない」 私の師匠である宗像恒次先生が、そう話しておられました。 「どんなにプロフェッショナルな人でも、聴けていない時があるよ」と言われ、 本当にそうだなと...