以下、素晴らしい会社の代名詞になっている伊那食品工業について:見学を終えた帰りのバスのなかでの出来事:参加 者に感想を述べてもらった際に全員が終わったあと、バスガイドさんが「私にもひと言、ぜひ言わせてください」とお ずおずと手をあげて次のようなことを語ってくれたエピソードを紹介している。
トイレを使わせて欲しいことを言うと、「そちらの廊下の右の奥です」と指示するのではなく、トイレまで案内してくれ たといいます。それだけではなく帰りも、「遠いところにお帰りになるそうですが、お気をつけてお帰りください。ご 苦労さまです......」と声をかけられ、涙が出てきたそうです。
「私はバスガイドを何十年もやっていますが、いつもほとんど無視されます。道具のように見られているようです。 そんなバスガイドに対して、これほどあたたかい心で接してくれた会社はこれまでほとんどありません。今日は感 激・感動しました」(『日本で一番大切にしたい会社』107-108 頁) 高村奈津代
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