11月22日(金)
「人間関係に多くの時間が発生している、多くの人間関係の問題が起こるチームは
明らかに人が多いということは確実である」
「マネジメントが機能している組織は静かである」
全員が目的に向かって、集中しているチームは、結果として良いチームワークができている。成果も出ている。(ドラッカー)
昨日、未来会議がありました。
なぜ、それほどにチームの皆を巻き込めているのか、その秘訣を教えてください
との質問に対しての返事が
「肯定ファーストです」だったらしいです。
あらためて肯定ファーストについて書いたものを添えます。
すべての人間は肯定されたいと望んでいます。そのため否定されると嫌な人だと思います。肯定してくれる人をいい人だと思います。安心安全の場だからこそ自分の弱さすら自己開示できるようになり、それを、皆に受け止めてもらうことで、今後の人生に活かしていけるようになるのです。
「肯定ファースト」とは、完全な肯定からスタートするということです。そこに否定は一切ありません。マイナスな気持ちも一切ない状態で受け取るということです。
人間は他者と比べがちですが、本当はそれぞれの人は元々、遺伝も経験も魂もあらゆるものがまったく違う別の"宇宙人"のようなものです。
まったく違うものを比べても意味はありません。まずは自分自身の気づきと成長に集中しましょう。そして、他の人がそれぞれのスピードで成長するのを見守っていきましょう。
人間としてこの世界で生きている点では、存在としての価値は最初から完全に等しく在ります。存在価値を高めるために、努力や成長をする必要はないのです。
一人ひとりの本質は肩書きや経歴でもなければ、自分が作り上げた自己像ですらなく、その奥にあるいのちそのものです。
全ては未知への冒険です。プライドや成功体験は足かせになるため、横に置いて、自分をできるだけ「自由」にしておくようにしましょう。
モヤモヤを感じることもあるでしょう。実はそこに自己深化のヒントが隠れています。
穏やかな気持ちで自分を俯瞰しながら「なぜモヤモヤを感じるのだろう?」と語りかけてみてください。
あるときに"なかったこと"にしていた「洞窟の中に閉じ込めた子どもたち」が見つかるかもしれません。そうした過去に切り離してきた自分を抱きしめることができるたびに、自己が統合されていき、これまで繰り返してきた様々な不合理な行動の理由(わけ)が理解できるようになり、マネジメントが可能になって、ふと気づけばとても楽になっていることに気づくかもしれません。
自分をマネジメントできるのは他の誰でもなく、自分自身です。
肯定ファーストで対話を重ねながら、学び合いによりお互いを進化させていきましょう。自身の手で最高の体験とそれをもたらすチームを創りあげていきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿