9月5日(土曜)
学んだことを、社会の中で生かす
柔道の山下泰裕さんの動画を、たまたま見ました。
けがをされてから、もう3年になるのですね。
目の前に起こったことを、どのように受け止めるのか。
その受け止め方によって、その人のその後の人生は変わっていくのだと思います。
柔道とは、「柔(やわら)の道」。
柔道の礼は、相手への敬意と尊敬を表すものです。
相手がいるからこそ、自分も強くなれる。
だから、相手に敬意と尊敬をもって礼をする。
試合に勝つことや、技が強いことだけが、柔道ではありません。
柔道を通して養った、相手を敬い、尊重する心を、社会の中で生かしていく。
それができて初めて、柔道になるのだと、山下さんは語っておられました。
私たちは、何のために学ぶのでしょうか。
自分だけが成長するためではなく、学んだことを社会の中で生かし、周りの人を幸せにしていくためなのだと思います。
今、山下さんは、ご自身の意思だけでは手足を自由に動かすことができず、
多くの方の力を借りながら生活しておられます。
その現実の中で生きていくことは、私には想像しきれないほど、厳しく、凄まじいことなのだと思います。
「世界の山下さんだから、乗り越えられるのだ」
そう思う人もいるかもしれません。
けれど、障がいとともに生きる方々は、それぞれに多くの困難や葛藤を抱えています。
諦めそうになる日も、自分の力だけではどうにもならない日もあるのだと思います。
苦しみは、人と比べるものではありません。
それでも、厳しい現実と向き合う山下さんの姿から、
「自分にも、まだできることがある」
「もう一歩、進んでみよう」
そんな力をいただくことはできるのではないでしょうか。
愚痴が聞こえてきたりします。
今、眼の前のことを
どう受け取っていますか?
苦しさや残念なことから学んだことを
誰かの幸せのためにどのように生かしていますか。
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