分からないからこそ、対話する
10月1日(木)
「奈津代さんには、私の気持ちは分からない」
と言われました。
その通りです。
私は、他の人の気持ちを、その人と同じように分かることはできません。
だからこそ、対話をして、少しでも理解したいと思っています。
「私は、こうであってほしいと思っている」
「その言葉を、私はこう受け取った」
そう伝え合うことで、初めて見えてくるものがあります。
私が学んだ「素朴理論」の話からも、一人ひとりの当たり前は違うのだと感じています。
育ってきた環境も、経験も、大切にしていることも違う。
同じ日本語を話していても、その言葉から思い浮かべる世界は違う。
誰が正しくて、誰が間違っているの前に、
「その人には、そう見えているんだ」
と知ることから始めます。
ただ、相手の考えを理解することと、仕事の中でどんな行動でもよいとすることは、別のことです。
家庭を大切にすること。
安心して休めること。
そして、お客様への責任を果たすこと。
そのどれもを大切にできるように、私たちは対話し、協力する必要があります。
一人が休むと、誰かの支えが必要になります。
支える側にも事情があります。
だからこそ、日頃の声かけや連絡、感謝の言葉が大切なのだと思います。
困ったときに「助けて」と言える。
その声を受け止め、協力できる。
支えてもらったことに「ありがとう」と伝えられる。
そんな温かい企業風土を、一人ひとりの行動でつくっていきたと思っています。
笑顔で声をかける。
「こうしたらよいね」と提案する。
相手に求める前に、自分から信頼を寄せる言葉や行動を選ぶ。
笑顔の9項目やフィロソフィーの実践は、こうした日常の中にあるのだと思います。
「分かっているけれど、できない」
「そんなきれいごとでは済まない」
そう感じる日もあるでしょう。
私自身も、思うようにできないことが多くあります。
失敗もたくさんあります。
その気持ちも言葉にして、どうしたらできるかを一緒に考えていきたい。
そして、仕事をする私たちが立ち返りたいのは、
「私たちのお客様は誰か。どんな喜びを届けるのか」
という問いです。
お客様が安心してくださる。
ここに来てよかった、また来たいと思ってくださる。
その時間を、私たちは力を合わせてつくっていきます。
心の中に、不満や戸惑いが生まれることはあります。
その気持ちに気づきながら、目の前のお客様に、どんな言葉と態度を届けるかを選んでいく。
日頃の私たちの声かけや助け合いは、職場の空気となり、お客様に届きます。
分からないからこそ、対話する。
対話したことを、日々の行動につなげる。
今日、自分からできるメンバーへの、
一つの声かけは、何でしょうか。
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